新山部長 1年間 いちご畑観察記 2017年-2018年版

新山共邦名人による弊社製品を使ったいちご栽培とちおとめ)の観察記録です。(下へ行く程最新記事)

栃木県で あま〜いピッカピカのいちごを育てている、
新山名人のいちご栽培のとっておきのワザやテクニックを随時お届けします!
いちごをよりおいしく育てる秘訣がココに!



観察記録2017年-2018年版 (下に行くほど新しい記事になります)

管 理 ・ 作 業
チェック ・ 観察記
2017/
7/24
2017年7月24日
とちおとめ

2017年も始まりました。
今年もよろしくお願い致します。

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前作の太陽熱ソーラー法。
太陽の熱と水、それに肥料を入れ、土作りと同じ方法で消毒をする方法。
ハウス内を密閉し、水を多量に(2日間)入れる。
その時使用する肥料・菌も全部入れ、肥料の発酵する時の熱とそれを運ぶ水で、20℃以下の温度が40℃以上になる様にする方法。

ハウス内温度80℃(ビニール下温度60℃)ぐらいになる。
水は1回〜2回程度入れる。


◆太陽熱ソーラー法
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期間は6月中〜8月初めまで。
定植期からすると、このようになる。
・8月10日〜20日 土 乾燥
・9月1日〜5日 ウネ上げ
・9月15日〜20日 定植

・8月10日〜20日頃 簡単に土壌分析をし、何が足りないかを確認する事も必要である。


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2017/
9/15
2017年9月15日

とちおとめ

とちおとめ 9月7日 植え付け。

ピカコー
バイミノール
BM-Z
等の資材も準備完了。


 ↓
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2017/
10/2
2017年10月2日

とちおとめ

・葉柄と葉の大きさが同じになる様に作る。
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・現在までにリン酸、3.3.2程度の肥料1回。
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・葉の厚みが弱ければケイ酸、リン酸等 葉面散布しよう。
※ヨトウムシ、ウドンコ病には定期的に消毒!


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・とちおとめ全景。
 定植9月10日 定植後20日。
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・展開葉 3枚。
 高さ15cm、葉の大きさ10cm。
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・あと1枚展開すると止メ葉(1枚)が来る。出蕾になる。
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2017/
10/11
2017年10月11日

とちおとめ

・消毒
 ヨトウムシ・ダニの消毒…3回
 ウドンコ病…1週間に1回程度。
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【葉面散布】…1週間に1回程度
葉を育てる様に、葉の厚みが増す様に。
・動噴
バイミノール…1000倍
 +
BM-Z…1000倍
 +
有機肥料…1000倍


【潅水】…週2回程度
バイミノール…10aあたり0.5リットル
BM-Z…10aあたり0.3リットル
・肥料(3.3.2)…10aあたり0.3リットル


【ピカコー+バイミノール+BM-Z】
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・とちおとめハウス全景。
 開花前。つぼみが出そう。
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・葉4枚展開。つぼみ出蕾。
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・葉枚数6枚。
 葉取り2回。1回1枚程度。
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2017/
10/17
2017年10月17日

とちおとめ

・とちおとめハウス全景。
 天気が悪いので温度管理、水管理には細心の注意を払う事。
 温度が低いので換気には気をつけよう。急な冷気は避けるように。
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・10月16日 小雨 マルチ掛け
 花芽が上って来ている。
 週明けにはミツバチ搬入予定。
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・今週の長雨には注意する事。
・温度管理もしっかりと行う。
・天気になるとすぐに消毒、葉面散布を行わないで、少し水分を乾かす事に気をつかうように。
・雨の時の潅水は、天気の時の半分から3分の1程度で行う。
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・樹 高さ15cm〜17cmくらい。
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・いちご 定植 間々 25cm
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NEW!
2017/
10/26
2017年10月26日

とちおとめ

・花の高さは葉の5cm上まで花柄を上げたい。
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【葉面散布】…3日に1回程度
・動噴
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…800倍
 +
BM-Z…1000倍
 +
肥料…1000倍

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【潅水】…2日に1回 10aあたり0.5
バイミノール…0.5リットル(10aあたり)
・有機肥料(3.3.2)…0.5リットル
・PK…0.3リットル



【消毒】
ヨトウムシも少なくなった。
これからはウドンコ病、ダニ、灰カビに気をつけ予防する。


・とちおとめハウス全景
 葉枚数 8枚。定植より3枚取る。
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・すべての樹が出蕾。
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2017/
11/6
2017年11月6日

とちおとめ

【葉面散布】…3日に1回程度
1棟50m 20〜15リットル 時間 5分
・動噴
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…800倍
 +
BM-Z…1000倍
 +
PK…1000倍


【潅水】
・2日に1回 潅水チューブで2分間(音がしたら)


【消毒】
定期的に、月1回程度。
ウドンコ病+ダニ病+灰カビの消毒をする。

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・とちおとめ
 定植 9月10日 約60日。
 花柄が葉上5cm程のところまで来たい。1週間程か。
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・天気が鬼花の時に悪く、みつばちの飛びが良くなり、最初の花に下自生が多い。
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・天気が良くなると自生も良くなって来た。
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2017/
11/13
2017年11月13日

とちおとめ

【葉面散布】
・動噴
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…800倍
 +
BM-Z…1000倍


【潅水】
・1日 各日 潅水チューブで2本で2分間程度

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・とちおとめハウス全景。
 花さかり状況。
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・花数15〜20個。
 頂花をすれば良い状況。花びらが6枚以上が多い。
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・もう少し花が葉の上になりたい状況。
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・鬼花が不受精となり、摘花2〜1個した状況。
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2017/
11/20
2017年11月20日

とちおとめ

【葉面散布】
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…800倍
 +
BM-Z…1000倍
 +
肥料


樹の管理によってはバイミノールの濃度を上げても良い。
ウドンコ関係にも発生が少なくなる。
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・とちおとめハウス全景。
 花柄が少しずつ下がっている状況。
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・葉上5cmぐらいに花柄がなって、今下に下り始めている。
 これから少しずつ肥大していく。
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・実数は1株あたり15個ぐらい。
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・鬼花はB品になった(台風21号の時)。
 着花が良くなく、摘花した。
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2017/
11/29
2017年11月29日

とちおとめ

【葉面散布】
・動噴
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…1000〜800倍
 +
BM-Z…1000倍
 +
PK…1000倍


【潅水】
3日に1回。
両潅水チューブで2分行っている。チップ状況なし。
バイミノール…10aあたり0.3リットル
・有機肥料…10aあたり0.3リットル(グリーンジェル)
・PK全亜リン酸…10aあたり0.1リットル


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・とちおとめハウス全景。
 花柄も下に下がり、玉のびする状況。
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・丁花の次も赤くなりはじめているが、玉のびが悪い。
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・実数は≒15個ぐらいついている。
 花が全部吹き終わる状況。下部にはえき花のつぼみがある。
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・葉の枚数は、8〜9枚程度である。
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2017/
12/5
2017年12月5日

とちおとめ

【潅水】
バイミノール…10aあたり0.3リットル
・有機肥料…10aあたり0.3リットル


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・とちおとめハウス全体状況。
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・実取り状況 3番
 平パック8玉、9玉、12玉 状況
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・いちごパックの詰め状況。
 9玉、12玉 状況
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2017/
12/14
2017年12月14日

とちおとめ

【葉面散布】
・動噴
ピカコー…300倍〜400倍
 +
バイミノール…500倍
 +
BM-Z…1000倍


【潅水】
3日に1回。
潅水チューブ2本で3分程度。


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・とちおとめハウス全景。
 頂花の実取りも中頃になり、えき花も花を咲かせている。
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・実なり状況
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・えき花も花を咲かせている。
 頂花のB品は摘花してみてもよいか。
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2017/
12/25
2017年12月25日

とちおとめ

【葉面散布】
寒い時はできるだけ葉からの養分入りが良い。
ピカコー…300倍〜400倍
 +
バイミノール…500倍
 +
BM-Z…1000倍


【潅水】
3日に1回。
潅水チューブ2本で2分30秒。
バイミノール…0.5リットル
BM-Z…0.3リットル
・液肥(3.3.2)…0.3リットル
薄く、いつも入れている


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・とちおとめハウス全景。
 頂花も後半になり、今2L、2Aの状況。
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・えき花の上り。えきの鬼花も実をつけている。
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・まだ頂花の実がなっている状態では、えき花の花は進まない。
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・えき花、頂花 状況。
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2018/
1/12
2018年1月12日

とちおとめ

【潅水】
1回の潅水には約2分40秒程度。
今が一番量が少なく、これからは少しずつ多くなる。

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・とちおとめハウス全景。
 頂花 取り終わり。 エキ果取り始め。
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・頂花終わり。エキ果もぎり始め状況。
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・えき花20個ぐらい。花吹いている。。
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・もぎり始めにはあと1週間ぐらいかかる。寒さが強く、赤くなるのが遅い。
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2018/
1/19
2018年1月19日

とちおとめ

【葉面散布】
ピカコー…3倍液で600cc
 +
バイミノール…300〜500倍
 +
BM-Z…500倍


・とちおとめ。
 エキ果も少し大きくなっているが、寒さの影響で少し遅くなっている。
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・エキ果、少し赤いものもあるが、全体的に遅れている。
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・今年は寒い日が続く為、葉面散布も多くし、葉からの養分吸収を良くする。
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・寒い時の葉面散布は絶対である。
 土温が16℃を切ると、いちごは自分を守るために工場のはたらきが悪くなりつつある。
 その為、工場に養分を入れるのは葉面散布が一番である。
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2018/
1/26
2018年1月26日

とちおとめ

【葉面散布】
ピカコー…3倍液 300倍
 +
バイミノール…300倍
 +
BM-Z…300倍
 +
肥料…1000倍


・とちおとめハウス全景。
 寒さの為、いちごが赤くなるのが遅い。
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・オニ果が少し赤くなり始めている。
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・全体的に赤くなるのが一週間程度遅くなっている。
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・今の寒波が早く過ぎる事を祈る。
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・朝の最低温度 外部1月24日-10℃ 内部最低温度4℃。
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2018/
2/6
2018年2月6日

とちおとめ

【葉面散布】
ピカコー…3倍液 300倍
 +
バイミノール…300倍
 +
BM-Z…300倍


【潅水】
潅水チューブ2本で長さ3分間程度。


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・エキ果ももぎり初めです。
 寒さの為、果が赤くなるのが遅く、予定より1週間程度遅れ。
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・エキ果 実つき数は約20個程度。
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2018/
2/16
2018年2月16日

とちおとめ

【葉面散布】
・3月中頃になると葉面散布も生長される。葉面から生長させ、より葉面散布になる。

ピカコー…3倍液 300倍
 +
バイミノール…300倍
 +
BM-Z…300倍

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・とちおとめ全景ハウス状況。
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・エキ果の中頃の状況。
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・2番花も見える。これから暑くなると樹の状態も良くなるであろう。 クリックで拡大


・寒い日の温度も-4℃〜0℃ぐらいになり、3月中頃には寒さも異なるだろう。 クリックで拡大


2018/
2/23
2018年2月23日

とちおとめ

【葉面散布】
・動噴
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…500倍
 +
BM-Z…1000倍
 +
ケイ酸…500倍
 +
PK…500倍

・ミスト
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…300倍
 +
BM-Z…500倍
 +
ケイ酸…500倍
 +
PK…500倍


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・2番果が終わり、3番果が花つぼみ状態(エキ果)
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・2番果も中頃になりつつある。
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・樹の上りも大きく良い状態であるが、今年は寒さで実に不受精が多く見られる。
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・3月になってからの葉面散布には特に気をつける様にする。
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2018/
3/2
2018年3月2日

とちおとめ

【葉面散布】
3月頃から葉面散布もバイミノール+ケイ酸+PK入りと変化してくる。
3日に1回程度。
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…500倍
 +
ケイ酸…500倍
 +
PK…500倍


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【潅水】
潅水も少し多くなる。もぎく状態で変化させる。

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・3番果 葉上5cm〜10cm 立上がり最高状態である。
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・3月頃からは管理も1月、2月の管理と異なっているので注意しよう。
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2018/
3/9
2018年3月9日

とちおとめ

【葉面散布】
PK、ケイ酸、カルシウム等を葉面散布する事により、生長より生殖の方に肥料を移行する管理をする。

ピカコー…300倍
 +
バイミノール…500倍
 +
ケイ酸…500倍
 +
PK…500倍
 +
カルシウム


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・3番果 取り始め
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・3番果以後は管理も12月〜2月の管理と反対になる。
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・12月〜2月の管理は樹を大きく葉の展開を早くしたいと思う事から、少し生長を目的とした管理になる。
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・3月以後は樹をおさえる管理になる。
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2018/
3/16
2018年3月16日

とちおとめ

【葉面散布】
週2回程度。

ピカコー…300倍
 +
バイミノール…1000倍
 +
ケイ酸…1000倍
 +
カルシウム…1000倍

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【潅水】
潅水チューブ2本で約3分40秒程度。
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・とちおとめ 3番果 もぎり始め状況。
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・昨日より気温が高い。温度管理25℃。
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・温度管理には細心の注意を。急に寒くなる時の温度管理をしっかりと!
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2018/
3/23
2018年3月23日

とちおとめ

【葉面散布】
週2回程度行っている。

ピカコー…300倍
 +
バイミノール…1000倍
 +
ケイ酸…1000倍
 +
カルシウム…1000倍

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【潅水】
潅水チューブ2本で約4分程度潅水している。
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・ハウス全体。
 天気が悪く、日照不足になる為、換気等には気をつける事。
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・温度管理は24℃〜25℃で管理する。
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・これから温かくなるので、換気には細心の注意を。
 自動換気の場合では温度設定を見直そう。
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2018/
4/2
2018年4月2日

とちおとめ

【葉面散布】
・ミスト使用
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…500倍
 +
BM-Z…500倍
 +
ケイ酸…500倍
 +
カルシウーム…1000倍

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【潅水】
潅水チューブ2本で約5分20秒程度
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・ハウス全体。
 3番エキ果 中間状況。
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・ハウス内両換気 今日中 温度12時 内温30℃
 内温温度管理 25℃
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・次のエキ果も実をつけている。4番果。
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2018/
4/11
2018年4月11日

とちおとめ

葉面散布、潅水には温度に気をつけ作業を行う。
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【葉面散布】
カルシウーム剤を入れると良い。
ピカコー…300倍
 +
バイミノール…500倍
 +
BM-Z…500倍
 +
ケイ酸…500倍
 +
カルシウーム…1000倍

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【潅水】
潅水チューブ2本で約5分30秒まで多くなる。
バイミノール…10aあたり1リットル
・有機肥料(3.3.2)

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・4番果 終わりに近くなっている。
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・温度が高い為、樹の上がりが早い。
 今年は4月で6月始めの気温。
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NEW!
2018/
4/27
2018年4月27日

とちおとめ

今回で終わりです。
色々とご覧いただきありがとうございます。
またよろしくお願い致します。

新山


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・樹も大きくなり、温度も6月の温度である。1ヶ月早くなり、既にイチゴの気候ではない。
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